15歳以上の日本人の56%が過去1年間に反復する頭痛を経験し、慢性的に頭痛に悩む日本人は約3000万人いると推定されています。”たかが頭痛、されど頭痛”

  1. 効果的な治療で生活の質が高まること。
  2. 脳の重大な病気が隠れている可能性があること。

との理由から、慢性的な頭痛に悩んでいる方は、是非一度御相談下さい。

頭痛外来の担当医のご案内

担当医:新宮院長

・月曜日 午前診(受付9:00~12:45)
・水曜日 午前診(受付9:00~12:45)

頭痛の種類

医学的には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に分類されます。
「一次性頭痛」とは、頭痛を引き起こす原因になるような病気がないのにおこる頭痛で、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」「その他の頭痛」の4つのグループに大別されます。頭痛に悩んでいる約9割の方がこの「一次性頭痛」です。
「一次性頭痛」は、生命にかかわるわけではなく、そのままにしていてもやがて治まります。しかし、頭の痛みはつらく、我慢して耐えている時間は人生の大きな損失です。「一次性頭痛」は、本人がつらいと感じて、生活に支障があれば、治療の対象になります。
「二次性頭痛」とは、何らかの疾患があるために、二次的な症状としておこる頭痛をいいます。原因となる疾患には、頭頸部外傷、脳血管障害、頭蓋内疾患、薬物乱用頭痛、感染症、耳鼻咽喉科・眼科・歯科疾患、精神疾患、ホメオスターシス障害などがあります。
重篤な二次性頭痛の可能性が疑われた場合には、専門医の診察や、脳の画像検査(CT、MRI)が必要となります。

片頭痛の簡単な見つけ方

(片頭痛スクリーナー 監修:頭痛医療推進委員会 後援:日本頭痛学会)
過去3か月間にあった頭痛について、下記の4項目をお答えください

  1. 歩行や階段の昇降など、日常的な動作によって頭痛がひどくなることや、あるいは、動くよりじっとしている方が楽だったことはどれくらいありましたか?
    □なかった  □まれ  □ときどき  □半分以上
  2. 頭痛に伴って、吐き気がしたり、または胃がムカムカすることがどれくらいありましたか?
    □なかった  □まれ  □ときどき  □半分以上
  3. 頭痛に伴って、ふだんは気にならない程度の光がまぶしく感じることがどれくらいありましたか?
    □なかった  □まれ  □ときどき  □半分以上
  4. 頭痛に伴って、臭いが嫌だと感じることがどれくらいありましたか?
    □なかった  □まれ  □ときどき  □半分以上

上記4項目のうち、2項目以上で「ときどき」または「半分以上」と回答した場合の頭痛は、「片頭痛」の可能性が高いです。

参考資料

「頭痛解消パーフェクトガイド」竹島多賀夫 著 東京書店

○竹島多賀夫(たけしま・たかお)先生 プロフィール

1959年大阪生まれ。医師、医学博士。日本頭痛学会理事。神経内科専門医、頭痛専門医。
元:鳥取大学医学部・脳神経内科准教授。
現:医療法人 寿会 富永病院 副院長・神経内科部長・頭痛センター長

頭痛講座

頭痛講座 その1

○頭痛と肩こり

もともと日本人には肩こりが多い、と言われていますが、頭痛時に肩こりを伴う方も多く、頭痛と肩こりの関係は深いと考えられています。
いわゆる「頭痛持ち」の頭痛は、主に「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つですが、いずれの頭痛も多くの場合、肩や首のこりを伴います。
片頭痛に肩こりが伴うことはあまり知られていないので、意外かも知れません。実際には、片頭痛患者さんの75%、緊張型頭痛患者さんのほとんどが、頭痛前や頭痛時に肩や首のこりを感じていると言われています。

頭痛講座 その2

○片頭痛

片頭痛は、頭の血管の拡張と炎症が原因で起こる頭痛で、普段通り家事や仕事ができないなど、日常生活に影響がある頭痛です。
頭痛の前に視界にチカチカした光が見えるなどの「前兆」は、一部の人にしかみられませんが、「予兆」はたいていの方に現れます。片頭痛の予兆としては、「肩こり」や「生あくび」、「空腹感」などが代表です。
片頭痛が起こる前に肩こりがひどくなってきて、首から後頭部に向かって肩こりがグーッと上がってくるように感じることがあります。

頭痛講座 その3

○緊張型頭痛

緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢で仕事をしたときなどに筋肉が緊張して起こります。また、首がきゃしゃな人や、なで肩の人は、頭を支える力が弱いために、首の筋肉に負担がかかり、緊張型頭痛が起こりやすくなります。
緊張型頭痛は、「肩や首のこりを伴う」ことが最大の特徴として認識されており、「肩こり」と結び付けられて考えられることが多いです。しかし、首や肩のこりは片頭痛に伴っ て現れることもありますので、それぞれの頭痛を見分ける際の決め手にはなりません。

頭痛講座 その4

○予防治療

頭痛発作時の治療だけでは、日常生活の支障をコントロールできない場合に予防療法を行います。
頭痛のある日が月に15日以上の人、片頭痛発作が1ヶ月に4回以上おこる人、発作が重度及び治療薬の効果が不十分な人は、予防薬を用いた治療をした方がよいでしょう。

頭痛講座 その5

○医師に伝えるポイント

医師に相談するときは、自分の頭痛について要領よく説明することを心がけましょう。ポイントを事前にメモして、診察に臨むのが良いでしょう。

頭痛が起こるようになったのはいつ頃からか

頭痛の頻度(例:月に1、2回、毎日のように)

一回の頭痛が続く時間

頭のどのあたりが痛むか

どんな痛みか(ズキンズキン、締め付けられるような、重い感じ、など)

頭痛の程度 (寝込むくらい、普通に家事や仕事ができないなど)

頭痛以外の症状(吐き気、光や音または匂いに過敏になる、めまい、発熱 など)

思い当たるきっかけ(生理前後、週末、強いストレス、不規則な睡眠、飲酒、喫煙、食後 など)

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